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まずはドラゴンスレイヤー英雄伝説から。
エンディングの最後のシーン。
オリジナル版のビジュアルのクオリティは今見ても通用するほど、原画の質は高いです。
名作は何十年たとうと、色褪せることはないということを証明しています。
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ドラゴンスレイヤー英雄伝説Uのエンディングから、女神フレイアの場面。
これが本家本元、オリジナル版(PC9801版とFM-Towns版)のフレイア様です。
この姿はコンピューターの端末から浮かび上がるホログラム映像によるものという演出が、フレイア様がマザーコンピューター(の人格部)であり、万能の装置であり、機械の女神であるということを象徴しています。
PCエンジン版では、コンピューターの端末から浮かび上がる映像等の演出はカットされ、アトラスの脳裏に浮かぶという安易な登場の仕方に改竄(原画マンが機械まで描く画力や気力がなかったのか?)。
フレイアのデザインにいたっては、王冠をかぶり、ピンク色の異常に長い髪を八方になびかせた年増女性になっていて、この美しすぎるフレイア様とはまったくの別人になっています。
もしかしたら、最初に発売されたPC8801版を参考にしたのかもしれないですが(次に発売されたPC9801版以降はグラフィックがさらに美麗に描き直されてます)、PC8801版も少女のような雰囲気すら感じる可愛く美しい姿でPCエンジン版のような年増女性ではなかったのに…(怒)。
何故あそこまでデザインを変える必要があったのか、今でも疑問です。 |
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ドラゴンスレイヤー英雄伝説Uのエンディングから、
アトラス、ランドー、フローラの場面。
PCエンジン版では、この場面でランドーの存在をカットするという、
オリジナル版のシナリオを否定する暴挙をやらかしています。
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アトラスの「これからも力になってくれるね」との問いに
「おう、まかせとけ」「お手伝いいたしますわ」とランドーとフローラは快く答える。
これこそ3人の友情と絆を現した名場面。
台詞や演出を変更することで、オリジナル版と違う間違った印象を与える恐れもあるのだし、
オリジナル版を尊重しているのなら、敬意を表して細部まで忠実に移植すべきだと思いました。
アニメがあってしゃべりまくる=良いゲームというわけではないことを
移植スタッフには理解してほしかったです。
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